アヴェスターにはこう書いている?
本を読んでいて気になったことなどを徒然なるままにメモしておくブログ。書評というより「読書メモ」。
プロフィール

ツァラトゥストラ

Author:ツァラトゥストラ
「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。日々読んでいる本から気になった箇所をピックアップして自由にコメントするブログ。

FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

野口敏 『誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール』(その2)

 「弱さ、いたらなさ」はその人の持ち味でもあります。必死で隠そうとすると、結局、自分の個性を殺すことになるのです。(p.78)


話をあまりしない人というのは、基本的にその人が育ってきた環境の中でこうした「弱さ、いたらなさ」を表に出すことができなかった人に多いように思われる。

例えば、子供がそうしたものを言ってしまうと、親がそれを馬鹿にしたり否定したりするといったことなど。親は何気なく話しているつもりだろうが、それが積み重なっていく中で子供はそうした弱さを人前に出すと自分が傷つくということを学んでしまい、結果として様子を見ながら、また、人から否定されないような発言をするよう警戒し続け、その姿勢が身についてしまうことになる。

こうしたケースの場合、問題を本人の努力だけで解消するのはきわめて困難であり、よほど良い環境と意識的な努力とが重ならない限り、解決は難しいように思われる。ただ、難しくとも、本書のように問題点に対する理解を促すことは問題解決への糸口となるため、有益ではあるだろう。



 このように“情報質問”で自分なりのイメージをつかむと、もう聞くことがなくなり話がバッタリ止まってしまうのです。
 情報質問ですと、話し手の答えも短く終わりがちなので、聞き手は常に次の質問を用意しなければいけなくなります。こうして、しだいに苦しい状況に追いこまれていくのです。(p.92)


「事実」だけでは会話は進んでいかない。人の行動のエネルギー源は基本的に「気持ち」にあるため、そこを刺激しなければ相手は動かないというわけだ。本書によれば「気持ち」に焦点を当てると相手のエピソードが出てくるようになり、そうなると相手の中で次々と連鎖反応が起きるため話が出てくる、という。

人との会話というものひとつとっても、意外と合理的にできているものだということに本書を読んで感心させられた次第である。



 それなのに、自分の価値観だけが正しいと決めつけて相手を変えようとすると、人間関係はとたんにおかしくなります。
 こういうときは自分の価値観は横において、「あなたは……なのですね」という言い方をマスターしましょう。……(中略)……。もし彼(彼女)の考えを正すのであれば、叱るよりも質問してあげるといいでしょう。(p.226-227)


これはかなり有効な方法。


スポンサーサイト

テーマ:読書メモ - ジャンル:本・雑誌

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://zarathustra.blog55.fc2.com/tb.php/636-a92c6b84
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)