アヴェスターにはこう書いている?
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野口敏 『誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール』(その1)

それは、会話で伝え合っているのは自分と相手の「気持ち」だといことです。(p.4-5)


本書でさまざまに語られていることの根本はここにあるように思われる。

私が始めて外国に旅行した際、コミュニケーションというのは「言葉」によるのではないということを体感したのであり、あのときに学んだ一番大きなことのひとつだったように思う。日常のコミュニケーションにおいて、それをどうやって実践していくかということが本書では書かれている。

本書に書かれていることの多くはある意味では「当たり前」のことが多いのだが、「わかっているけどなかなかできない」ことでもあるように思う。



 相手が話す材料を持っていなければ質問しますが、まずは沈黙して待つことを選びます。
 なぜなら「質問」は、質問者の「聞きたいコース」に話し手を誘導するものであり、「話し手」の「話したいコース」から外れてしまう可能性があるからです。(p.44)


誘導尋問という言葉があるが、質問というものは必然的に質問を発する側の考えを含み、それに方向付けられているという指摘。会話というのは、相手が話したいことを話させることで発想が繋がっていき会話が繋がるため、質問者の聞きたいコースに誘導するのではなく、「話したいコース」を話させる必要があるわけだ。

一般論として「話し上手は聞き上手」であると言われるが、こうやって理屈がわかると、それを実践しようとする際にもわからないよりは少しは忍耐強くなりやすいように思う。



 多くの人が沈黙を恐れて、そこから逃れようと躍起になるものです。
 しかし、沈黙はどんな間柄の2人にも必ずやってくる訪問者です。
 もし、相手が話しに詰まったときであっても、表情やアイコンタクトで、「大丈夫ですよ、そのうちなんとかなるでしょう」という気持ちを伝えられたら、相手もふっと心を和ませて、ゆっくりとした時間を過ごさせるでしょう。(p.55)


会話は気持ちを伝えるものだというが、アイコンタクトは本書を読む限り、かなり重要であるようだ。やはり気持ちを伝える上で表情などを通して伝わる情報は多いという事だろう。アイコンタクトはそうしたもののうち、意図的にコントロールしやすく、かつメッセージ性も強く出せるものだということだろう。



「事実」の後にちょっとした「気持ち」をプラスする。(p.61)


この方法論はかなり使えるかもしれない。私の中に馴染んでいるWertfreiheitとも矛盾しないところが良い。



 よくよく考えてみれば、どんな人でも1日のうちで、ちょっとだけムッとしたことや、小さな喜びを感じたことが数回はあるはずです。問題はそのわずかな感情をつかまえきれているかどうかにあります。(p.62-64)


まずは自分自身の感情に敏感になること。多忙すぎる毎日の中ではこうしたことは疎かになりがち。

私の友人(非常におしゃべりがうまく、また、おしゃべり好きな人)が会話をする際「今日は何をした?」という何気ないことをどんどん聞いていって話をするといっていた人がいるが、その人のやり方はこうした問題を整理させる効果があるのだろう。




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