アヴェスターにはこう書いている?
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おくだかおり 『やっぱり旅はやめられない 中国編』

 いっしょに旅をしている相手が体調不良になるのは、よくあることだ。医者に行くほど症状がひどければ大変だが、環境の変化からくる疲れや下痢、軽い風邪程度なら、寝ていれば治ることが多い。そういう時はずっと付き添うより、ゆっくり寝させてあげる方が回復が早いと思う。
 友達同士で海外旅行に行けば、たいていずっといっしょに行動をともにし、友達が体調を崩してしまうと、普通は観光などに行かずに付き添うだろう。そうすると、「ずっと付き添っていて観光できなかった」と、後で不満をこぼすことになる。
 以前、私は疲れから熱が出て、旅先で寝込んだことがあった。その時、私はいっしょに来ていた友達に、「付き添ってくれなくてもいいから、一人で観光に行ってきて」と言ったのだが、彼女はずっと付き添ってくれた。でも、逆に私は人の気配や申し訳なさで、ゆっくり眠ることができなかった。
 そんな経験もあるので、冷たいと思われるかもしれないが、ただ寝込む程度であれば、私は付き添うことはせず、あえて部屋を出て行くことにしている。このまま明日も彼の調子が悪ければ、私は一人で万里の長城に行くことになるだろう。(p.24)


著者の意見に賛成である。私が初めて海外旅行したときには、旅の相棒が寝込んでしまったが、私は気にせず観光に出かけていった。おかげで著者が述べているような不満を感じずに済んだし、友人も私がいなくても、同室の外国人旅行者とうまくやっていたようだった。

気は使えば使うほど良いというものではないのである。



 ツアーでは、参加者同士が交流しないのが普通なのだろうか?他人に気軽に声をかけてはいけないような、そんな雰囲気に私は息が詰まりそうだった。
 いつもの一人旅だと、旅先で日本人を見かければ、話しかけていっしょに食事をしたりして、「なぜこの国を旅しようと思ったのか」、「これまでどんな国を旅してきたのか」などと話をする。そんなことを話していると、その人の旅に対する思いなどが分かり、その人の人生の一部を聞いているようで、相手のことをより深く知ることができる。そして、数時間いっしょに過ごすだけで、帰国後も連絡を取り合うような親しい仲になることもある。(p.83)


バックパッカーなどとしてしばしば外国を一人旅したことがある人ならば、著者の考え方はかなり標準的なものであるように思われる。ただ、パックツアー参加者にもたまになかなかの強者がいることがあると聞いたことがある。そういう意味ではツアーも侮るべきではないのではないか、とも私としては思っている。とはいえ、日本発のパックツアーに参加するかと言われれば、まずしないだろうが…。



中国の大都市ではだいたいそうなのか、街の中心には歩行者天国の大通りがあり、その両側にはたくさんの店が並び、とてもにぎわっている。(p.88)


確かに、中国の大都市には街の中心に歩行者天国の大通りがあるかもしれない。

北京の王府井、上海の南京路、蘇州の観前街、広州の北京路などが思い浮かぶ。西安にはあったかな?

これらは恐らく政策によって作られたものであるように思われる。



「九寨溝からチベット族の村をなくし、すべてのエリアを自然遺産にしようと、中国政府が残っている民家に20万元(300万円)で移転を勧めていることもあり、九つあったチベット族の村は三つに減っています。そのうちに、三つの村も政府から強制的に移転させられるでしょう。」(p.109)


いかにも中国という感じである。



 一人旅をしていると、常に自分で考えて動かなければならない状況に置かれ、今まで知らなかった自分の力を発揮し、自分を試す場でもあるような気がします。(p.301)


同感である。旅は修行である。外国では地元の人たちと比べて、言葉も通じにくいし、その地の情報にも疎いなど、いろいろと弱い立場に立つことになる。だから、克服すべき課題が多く立ちはだかる。しかし、これこそ旅の醍醐味であると私は考える。


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