アヴェスターにはこう書いている?
本を読んでいて気になったことなどを徒然なるままにメモしておくブログ。書評というより「読書メモ」。
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「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。日々読んでいる本から気になった箇所をピックアップして自由にコメントするブログ。

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新渡戸稲造 (須知徳平 訳)『対訳 武士道』

 激しい戦闘の恐怖の真只中においても、愛と憐れみの感情をよびおこすことを、ヨーロッパではキリスト教が教えた。それをわが国では、音楽と詩歌の愛好がこれを果たしたのである。(p.96)


ここに見られるように、本書に示される考え方の多くは、「欧米におけるキリスト教の日本における代替物」を求める発想が基本となっているものが多い。「武士道」なるものは、そのようなものとして(事後的に)構築された面があると見てよいだろう。

1899年に出版された本書のこうした考え方は、20世紀初頭において展開されたウェーバーにおける宗教社会学的研究の発想とも通じるものがあり、世界の中核たる欧米の側からの視線によって形成されたオリエンタリズムの所産とも言える。



富と権力との分離は、富の分配を均等に近づける。(p.120)


個人的に気に入ったフレーズ。

富と権力の分離は、同様に、権力の分配をも均等に近づけるであろう。なぜなら、富とは権力が経済的な形象をとったものに過ぎないからである。

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