アヴェスターにはこう書いている?
本を読んでいて気になったことなどを徒然なるままにメモしておくブログ。書評というより「読書メモ」。
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「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。日々読んでいる本から気になった箇所をピックアップして自由にコメントするブログ。

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ディオゲネス・ラエルティオス 『ギリシア哲学者列伝(中)』

また、彼はしばしば、しかも非難の調子をこめて、「アテナイ人は小麦と法律を発見したが、小麦は使用しているのに、法律は使用していないと言ったものだった。(p.26)


第5巻第1章 アリストテレス より。

「法律を使う」というのは、非常に重要な観点である。



 弟子の一人があるとき彼に向かって、ノートをなくしてしまったと泣きごとを言ったら、「紙の上にではなく、心のなかにそれらを書きとめておくべきだったのだ」と彼は言った。
 鉄は錆によって腐食されるが、それと同じように、嫉妬深い人は、自分自身の性格によって蝕まれるのだと彼はよく言っていた。(p.112-113)


第6巻第1章 アンティステネス より。

このブログはまさに、「ノート」みたいなものなんだが、これが消えてしまっても良いように、心のなかに書きとめなければならないと思わされる。しかし、それをすべてについて行うことは不可能であり、その意味でこうしたメモ(ノート)も役立つ部分がある。時期ごとの自分の考え方の変遷をたどるということもできる。しかし、「書かれたもの」よりも、「書くために必要な思い」の方が多くの場合に重要であり、言うなれば上位にある。その意味で、アンティステネスの言葉は妥当だと思われる。

第二の文は譬えとしても面白いが、自分自身の性格によって自分自身が蝕まれることがあることについて鋭い指摘を行っている。実際、心の病に罹っている人などと接すると、こうしたことが起こっているということを感じることが多い。



 金銭への愛はあらゆる禍の母国であると彼は言った。(p.151)


第6巻第2章 ディオゲネス より。

うまいことを言うもんだ。





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