大澤信亮 「左翼のどこが間違っているのか?」 より。
頭のいい人と頭のいい人に憧れる人の違いはもう、これは本当にもう悲しいくらい致命的にあって、ぼくたちの世代の本当の病は、自分が後者であるにもかかわらず、前者だと錯覚するところにあるはずだ、とぼくは思っている。(p.82、本文傍点部に引用文では下線を付した)
なかなか面白い区別である。確かに後者にとって自分を前者だと思いたいとする欲求は強いだろうから、認識の錯誤が生じやすいと言える。ただ、これは世代の問題ではないと思うが。
そう、きみの言葉の一貫した特徴は、人の希望を潰そうとすることなんだ。誰かから金が貰える、仕事が貰える、保障が受けられる、社会は良くなる、自由、平和、愛――そういう希望をわざわざこんな掃き溜めに進み入って、虱潰しに破壊するような面倒なこと、ふつうはやらないもの。(p.94)
いわゆる「ネトウヨ」や荒らしにしばしば見られる特徴であり、それに対する批判だと言える。
テーマ:読書メモ - ジャンル:本・雑誌
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