アヴェスターにはこう書いている?
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朝日新聞「自衛隊50年」取材班 『自衛隊 知られざる変容』(その1)

 多国籍の世界での活動を通じて、自衛官らは一様にこんな印象も抱く。
 「日本だけが制約のある国ではない」
 有志連合に参加している国は、それぞれの法律や政策上の制約を持っていて、その範囲で活動している。「米軍に基地を提供した」というだけの貢献で、胸を張って参加する国もある。米中央軍の将校も「各国の軍に制約があるのは当たり前。できる範囲のことをしてくれればいい」と言う。それを知って、自衛官らは目からうろこが落ちたような気持ちになるらしい。
 尾崎が言った。
 「ここに来て感じたのは、『普通の国』なんてないということ。それは幻想だ。米国こそが特殊な国、日本は『制約がある』と最初に言うのではなく、自信を持って『これが出来る』と言えばいい」
 65分の1の自画像が、旧来の同盟でもたらされた固定観念の呪縛を解き始めている。(p.58)


「『普通の国』なんてない」というのは重要な認識である。

なお、余談だが、「65分の1」と書いているのは、アフガニスタンへの侵攻のための有志連合に参加していた国の数が65あったことから来ている。自衛官らは、米軍以外の軍隊の活動を見ることによって、自衛隊や米軍のあり方が相対化されたわけである。



 1999年から1年間、米陸軍大学(AWC)に留学した。そこでの体験を、番匠は忘れられない。
 現代戦で最も重要とされる戦場の情報を、米軍が各国とどこまで共有できるのか、教官が同盟国の信頼度を示す三重の同心円を示した。
 中心に米国、英国、ドイツ、フランス。次の円内にはイタリア、オーストラリア、カナダ、オランダ。日本は最も外側の円の“others”(その他)にあった。(p.101)


米軍にとって日本(自衛隊)というのは、それほど重要なパートナーではないということである。「日米同盟」の結束の固さを誇る日本の支配層の人々の認識となんと大きな隔たりがあることか!



 冷戦後に欧米の軍は、大規模な削減努力を続けてきた。日本とは安全保障環境が異なるとはいえ、1990~2003年の間、自衛隊の2%減に対し、欧米の軍は30~51%も減らしている。(p.195)


人員について欧米では激減しているが日本はほとんど変わっていない。
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