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アヴェスターにはこう書いている?
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朱建栄 『中国 第三の革命 ポスト江沢民時代の読み方』(その2)

 縁故者だけを抜擢する人事、大衆の利益の無視、無謀な軍拡競争とアフガニスタン侵攻、そして特権階級の形成などで、国民の心はすでに離反していた。(p.81)



これは1991年、ソ連崩壊について、中国のある研究者が行った講義で述べられたことだそうだ。

2007年現在の安倍政権とそっくりである。

 縁故者だけを抜擢する人事(仲間内ばかりを厚遇する論功行賞の人事)、大衆の利益の無視(ホワイトカラーエグゼンプション、消費税増税、年金記録の不備を隠蔽し続けた、個人より「国家」を優先する様々な法案、等々)、無謀な対米追従による海外派兵のための憲法改正と集団自衛権の容認、実際のイラク派兵、そして特権階級の形成(ナントカ還元水など政治資金を好き勝手に使い放題なのに誰にも報告しなくて良い政治家、政府によって厚遇されて儲けを独占状態の一部企業)などで、国民の心はすでに離反していた。


って感じだろう。




「早く提携すれば、ルールのある競争と分業体制となり、相手の長所を直に観察しながら、自分の技術的優位を保てる。ルールのない競争が続けば、日本の優位はよりいっそう奪われてしまう」(p.221)



これは中国最大の家電メーカー海爾(ハイアール)と提携関係を結ぶことによってリーダーシップをとった三洋電機の井上敏前会長がかつて語った言葉だという。

ここで述べられた発想は基本的に正しく、日中の経済関係が相互の利益になりうる可能性は当面の間はあると思われる。

それを妨げている近年の日本の政治は、まさに没落へ向かっていると言えよう。かつて中国が文化大革命で内向きになっている間に、周辺諸国が急成長して取り残されてしまった状況と今の日本の状況は似たところがある。政治は経済の邪魔をしないでいるべきであり、それが外交の方針であるべきだ。その上で、内政面での労働環境と社会保障を再構築することが、今の政治に求められることである。

憲法改正や教育の国粋主義化、歴史修正主義による戦後責任の放棄といった、イデオロギー闘争に明け暮れているヒマなど本当はないのである。安倍をはじめとする自民党の右派・ネオコンが政権を握ることは、こうした点から見て有害以外の何物でもない。

安倍イラネ。さっさと辞めてくれ。
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