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アヴェスターにはこう書いている?
本を読んでいて気になったことなどを徒然なるままにメモしておくブログ。書評というより「読書メモ」。
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「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。日々読んでいる本から気になった箇所をピックアップして自由にコメントするブログ。

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陣内秀信ら 『図説 西洋建築史』

 建築とは、建物とは違う。機能性や耐久性だけでなく、芸術性に代表される人間の存在の根幹にかかわる重要な何かが表現されていなければ、建築とはいえない。(p.62)



「建築」というものとその言葉への思い入れがこめられた一文である。

確かに、建築が好きな人間は、こうした意味での「建築」を求めているのは確かだろう。逆に建築に全然興味がない人には、全くこの感覚は理解するのが難しいのではなかろうか。




そして、ラテン語のclassicusはそれぞれの階級ではなく、最上級、最も富裕な層を指すようになっていった。中世に一度その意味は失われてしまったが、16世紀にはイタリア人によって再び最上級、最高級という意味が回復され、フランス人やイギリス人もこれに従った。こうして、「classic=ファースト・クラス」というイメージが定着した。「classic=古いもの」という意味で使われ出すのが17世紀のことであるが、ここでいう古さは、絶対的な規則、疑いようのない手本というような意味であった。古代ローマ建築に倣ったルネサンス建築、バロック建築、あるいは、古典主義建築が全面的に支持されていた時代の話である。(p.74)



classicという用語の意味の歴史的変遷。

私自身、かつて建築とは別の文脈で「古典」というものにこだわっていた時期があったので、記録しておく。
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