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アヴェスターにはこう書いている?
本を読んでいて気になったことなどを徒然なるままにメモしておくブログ。書評というより「読書メモ」。
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「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。日々読んでいる本から気になった箇所をピックアップして自由にコメントするブログ。

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黒田美代子 『商人たちの共和国 世界最古のスーク、アレッポ』(その3)

正に百花繚乱といった状態であるが、この種の雑多な要素を容認し、存続させていること自体に、イスラーム文化の特殊性が認められるであろう。差異的なものを差別することなく共存させる人々の生きざまを、典型的に表現している例が、彼らの服装の多彩さである。流行などにはさほどこだわらずに、人々は各自の文化的背景、郷土色を強くにじませた衣服をまとって闊歩し、同時に他人のことを気にしたりもしない。要するに一見しただけで、およそどのような出身ということがすぐに解るような服装をして、簡単に流行に迎合したりしないのである。(p.148-149)



「イスラーム文化」は寛容であるとよく言われる。ここで引用した文章もその一例である。この言説は事柄の半分しか表現していないというのが、私の考えだが、その点は今は措く。

ただ、衣服をメルクマールにして、寛容さを説明している(認識根拠だとしている)ところは、なかなか興味深いやり方である。




差異には、差異性を強調するアスペクトと、協調をもたらすアスペクトの二つがある。彼によれば商売は、この後者に属するという。(p.152)



ここで指摘されている2つのアスペクトの発言の条件を明確化したら面白いかもしれない。
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