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アヴェスターにはこう書いている?
本を読んでいて気になったことなどを徒然なるままにメモしておくブログ。書評というより「読書メモ」。
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「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。日々読んでいる本から気になった箇所をピックアップして自由にコメントするブログ。

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高倉新一郎、関秀志 『風土と歴史1 北海道の風土と歴史』

ことに明治19年(1886)の北海道庁設置以後は、資本家の誘致・保護に重点をおいた。目的は、資本主義への転換にあたって必要な植民地をもたない日本の資本主義化のために食料・原料を提供し、余剰人口を吸収せしめることにあった。そのためには山林原野の耕地化、農民の扶植、すなわち開墾事業が必要であったが、まず農村を確立してからその活動を広げるためのサービスを生むという形ではなく、最初から進んだ経済組織のなかにある農村として、すなわち自給自足から出発した農業を基礎としたものではなく、最初から交換経済社会を前提とした農村づくりであり、まずサービス部門である市街地がつくられて、その周囲に、多くは農家の集団としてよりは、広い耕地に取り巻かれた一戸一戸の農家連続として農村が展開するという形をとった。したがって、開拓の最初からすでに商業資本とは切り離せぬ関係にあったのである。(p.267-268)


北海道の農村の成り立ちに関する議論として興味をひかれた。

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