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アヴェスターにはこう書いている?
本を読んでいて気になったことなどを徒然なるままにメモしておくブログ。書評というより「読書メモ」。
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「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。日々読んでいる本から気になった箇所をピックアップして自由にコメントするブログ。

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河本英夫 『オートポイエーシスの拡張』(その2)

感覚を思考によって疑うことはでき、またいくらでも解釈することはできるが、感覚そのものは訂正不可能である。(p.161、強調は引用者)

 感覚は、境界形成の活動であり、それじたいが休むことなく働き続けている。つまりそれは一種の運動である。運動の継続を行うことで、みずから自身の境界を形成しているのが感覚である。ところが感覚はそれとして認知の活動でもある。感知可能なものと感知できないものの区分をみずから行っている。感覚を認知系とだけ扱った場合、感覚は受動的活動だと呼ばれてきたのである。ところが感覚は、それじたい運動系としても認知系としてもみずからの境界を区切る。この運動系の定式化を行うのが、オートポイエーシスの機構であり、認知系の活動を示すのがオートレファレンス(自動言及性)である。(p.165、強調は引用者)


本書の議論で一番明確になったのはこの点である。感覚は認知系であると同時に運動系でもあり、そこから出発するのが(河本の)オートポイエーシスの構想なのだ。
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