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アヴェスターにはこう書いている?
本を読んでいて気になったことなどを徒然なるままにメモしておくブログ。書評というより「読書メモ」。
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「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。日々読んでいる本から気になった箇所をピックアップして自由にコメントするブログ。

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樋口直人、永吉希久子、松谷満、倉橋耕平、ファビアン・シェーファー、山口智美 『ネット右翼とは何か』(その2)
「第5章 ネット右翼と政治」より

 自民党のネット戦略は、野党だった2009年に始まっている。自民党のネットキャンペーン戦略はNTT広報部出身で経済産業相である世耕弘成の設計によるもので、二つの柱があった。「Facebook」や「ニコニコ動画」のログインページに広告を出す一方で、09年にはボランティアとして立ち上げたグループを、12年にネットサポータークラブとして正式に発足させている(1万5千人の会員は、ネット右翼の親安倍派と重なっていると思われる)。興味深いことに、このネットサポータークラブを公式に立ち上げたのと、安倍が「Facebook」を使い始めた時期は重なっている。安倍は「Facebook」をネット上の後援会として活用し、あいさつやメディア批判のメッセージをよく投稿している。(p.140)


安倍がFBをネット上の後援会として活用していることや、それが自民党のネット戦略とも連動しているという点はなるほどという感じである。



 ネット右翼からすると、2000年代初頭に「言説の機会構造」が開かれたことで、ナショナリスト的議題を押し出せるようになった。……(中略)……。
 日本の場合、言説の機会がネット右翼に開かれることで、「慰安婦」などの未解決の東アジアの歴史問題や中国や韓国との領土問題などに関わる要求が政治のなかで正統性をもつようになった。ネット右翼の潜在的な言説と公的な政治的言説では言葉遣いが異なる。だが、ネット右翼は非合理的な嫌韓・憎中のアジェンダと安倍の外交政策上の願望をつなげることで、「排外主義運動の言説と日本政府やメディアが語ってきたこととの親和性」を作り出した。ネット右翼は制度政治との接点を確立できなかったが、歴史問題や東アジアをめぐる言説の変化と自らの人種差別的な言説を関連づけることに成功した。(p.151-152)


これはその通りだと思うが、この状況をどのように変えていくべきかということが問題であると思われる。

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