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アヴェスターにはこう書いている?
本を読んでいて気になったことなどを徒然なるままにメモしておくブログ。書評というより「読書メモ」。
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「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。日々読んでいる本から気になった箇所をピックアップして自由にコメントするブログ。

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『似鳥美術館』
宗本順三 「旧北海道拓殖銀行小樽支店の建築について 小樽のモダニズム銀行建築の華」より

同年竣工の小樽支店は、東南部の角に4本の列柱を設けて、象徴的で魅力的なデザインである。(写真-1,2)このような角のデザインは、神戸税関(昭和2年竣工)や旧警視庁庁舎(昭和6年竣工)に見られる敷地のコーナーに曲線と円柱形状を巧みに持ち込んで、形状の建物の顔である躍動的で象徴的なエントランスを設けた矢橋賢吉の設計手法の初期モデルであったと言える。この支店は、後の上記の作品と較べると、スケールが小さくまた表現としても控えめなデザインであったが、確実な造形力を持って設計されたことが分かる。それまでの銀行建築は、小樽の他の銀行建築を見れば分かるように、多くは鉄筋コンクリート造建築であっても、やや閉鎖で中央に入口を設ける左右対称のクラシックデザインのファサードに終始していた。この建築では、コーナーポーチにドーリア式の列柱を用いた導入部、それに続く銀行営業室にコリント式の列柱を用いた流動的な動線計画は、当時の銀行建築になっては秀逸の建築である。(写真-3)(p.112)


なるほど。確かに入口がコーナーにあるというのは、この建築に特徴的なところだと言えそうである。この建築は何度も目にしていたが、あまりこの点を気にしたことがなかった。この点に着目するだけでも、この建築に対する見方が変わるかもしれない。

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