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アヴェスターにはこう書いている?
本を読んでいて気になったことなどを徒然なるままにメモしておくブログ。書評というより「読書メモ」。
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「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。日々読んでいる本から気になった箇所をピックアップして自由にコメントするブログ。

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村串栄一 『台湾で見つけた、日本人が忘れた「日本」』

新竹駅は駅前にも風情がある。かつての日本時代の路線転換設備が保存され、その公園で子どもたちが鉄路を跨いで遊んでいる。柳が枝垂れる疎水の流れも趣きがある。(p.37)


行ってみたい。



 ここ新竹が戦時中、日本の航空前線基地だったことを知る人はあまりいない。戦況が悪化するなか、米軍は沖縄を襲って日本本土侵攻を企図し、日本はその前に米軍をつぶそうと新竹から特攻機を発進させた。しかし、新竹飛行場は米軍機の奇襲を受け、日本兵、住民らが多く死傷し、何機もの航空機が炎上した
 日本は沖縄や本土を守ろうと新竹飛行場を拠点に、旧式航空機で体当たり戦法を試みようとしたが、徒労に終わった。新竹には死亡した日本兵を祀る霊堂がひっそり置かれているという。建立したのは台湾住民で、国民党政府の目を警戒しながら堂を守り続けてきたとされる。(p.43)


こうした歴史は、「アジアのシリコンバレー」と呼ばれる現在に至る要因の一つではないかと思われる。航空前線基地とアジアのシリコンバレーを繋ぐ媒介項としては国立精華大学が想起される。これについては、具体的な繋がりを検証したりはまだできていないが、恐らく、関連付けられるような歴史的経緯があるものと想定している。



 南方、台湾、日本には似たような浦島伝説がある。それも黒潮の流れが成したことであろう。黒潮は海上の道であり、文化結節の道でもある。2005年に製作された台湾映画『飛び魚を待ちながら』(原題『等待飛魚』)が蘭嶼島の生活、漁の様子などを描いている。(p.133-134)


黒潮を通って人と文化が伝播する。なるほど。

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