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アヴェスターにはこう書いている?
本を読んでいて気になったことなどを徒然なるままにメモしておくブログ。書評というより「読書メモ」。
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「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。日々読んでいる本から気になった箇所をピックアップして自由にコメントするブログ。

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武田尚子 『ミルクと日本人』

 この時期の牧畜奨励の背景には、政府が財源不足解消のため秩禄処分、士族授産を進めたことがある。明治4年(1871)12月に太政官布告が出され、華士族が農工商に従事することが解禁された。さらに農業・牧畜志願者(家禄・賞典禄100石未満)に官有林野・田畑・荒蕪地を払い下げる太政官布告・達が発せられた。秩禄処分の段階的実施と並行して、士族を農業・牧畜へ誘導する法制度が整えられていった。
 秩禄処分によって、士族の農業・牧畜への参入が著しく増加したわけではないが、士族授産を進めた時期に、牧畜業へ参入可能な基盤が整えられた。(p.44-45)


士族授産を進めるため農業を奨励するという流れは屯田兵制度とも時期的にも内容的にも一致する。一連の政策の中の一つだったと見るべきだろう。ただ、政府の意図と実際の社会の変動とは直ちに繋がるわけではないのだが。

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