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アヴェスターにはこう書いている?
本を読んでいて気になったことなどを徒然なるままにメモしておくブログ。書評というより「読書メモ」。
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「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。日々読んでいる本から気になった箇所をピックアップして自由にコメントするブログ。

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アンジェラ・ダックワース 『GRIT やり抜く力 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』

 最後に、強い興味を持ち続けるには、親、教師、コーチ、仲間など、周囲の励ましや応援が必要だ。(p.146)


モチベーションは本人一人だけで持ち続けられるものではなく、周囲の人々によっても支えられているという点は非常に重要と思われる。自分自身が続けてきたことを辞めてしまった時などを思い返しても、こうした周囲の励ましがなかった時だったという経験からもそう思える。



 同様に、ドウェックと共同研究者らによる研究においても、子どもがミスをしたときに、親が「ミスをするのは悪いことで、問題だ」というような態度を示した場合、子どもは「固定思考」になる確率が高いことがわかってきている。(p.245)


ミスに限らず、結果に重点を置くと同様の傾向になるのではないかと思う。



 Parenting(子育て、親業)という言葉はラテン語に由来し、「引き出す」という意味をもっている。(p.260)


educationという言葉に対しても同じようなことがよく言われる。



 子育て研究による大きな発見のひとつは、親が子どもにどんなメッセージを伝えようとしているかよりも、子どもがそのメッセージをどう受け取っているかのほうが重要だという点だ。(p.284)


研究しなくてもそりゃそうだろうと思う内容ではあるが、どう受け取るかまで考えた上でメッセージを発することが大事ということになる。これは、相当意識してやらなければ、なかなか難しい。



 温かくも厳しく子どもの自主性を尊重する親に育てられると、子どもは親を手本とするだけでなく、尊敬するようになる。そうすると、ただ親の言いつけを守るだけでなく、親の意図に納得して従うのだ。(p.287)


なるほど。大人を指導するような場合であっても当てはまるだろう。



学校の勉強は大変で、多くの子どもにとっては、本質的に面白いものではない。友だちにメールを打つのは楽しいが、やりがいはない。では、バレエはどうだろう?バレエは大変だけれど楽しいのだ。(p.302)


課外活動の重要性を本書は指摘しているが、このあたりのことは大変参考になった。



その結果、敵愾心の強い青年たちの多くは社会的地位の低い職業に就いており、生活費を稼ぐのにも苦労していた。そうした状況のせいで、さらに敵愾心が強くなり、ますます就職が難しくなっていた。(p.315)


社会的地位の低い職業に就くことは、それだけ社会から尊敬を受けにくい状況にあり、また、家計の経済力も一般に低いことを意味する。経済力がないということは、それだけ社会から物質的な恩恵を受けることが少ないことを意味する。精神的にも物質的にも、世界はこうした人びとを受け入れる度合いが少ない。そうした環境が彼らをさらに周囲の世界に対して不信と敵対の関係へと誘っていく、といったところか。

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