アヴェスターにはこう書いている?
本を読んでいて気になったことなどを徒然なるままにメモしておくブログ。書評というより「読書メモ」。
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「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。日々読んでいる本から気になった箇所をピックアップして自由にコメントするブログ。

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谷岡一郎 『「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ』

 「大学の先生」というステイタスは大変に高い。もちろん「大学の先生」といっても、ピンからキリまであるのは他の多くの職業と同じで、中にはかなり世の中に不適応な者や、どう考えても頭の出来がよくない者も混じっている。
 はた迷惑なのは、たまにヘンな奴がいて、常識から大きくズレた思想や意見を述べることがあるが、それがいかがわしい宗教団体やマスコミの主張に取り上げられ、いかにも学者全体の意見であるかのように喧伝されることである。なまじステイタスが高いため、不出来な構成員の利用価値まで高くなるという、不思議で逆説的な世界なのである。(p.94)


確かに、日本会議系の「大学の先生」にはまさにこのことが当てはまる。さすがに学者全体の意見であるとは受け取られないだろうが、右派系のメディアでは人数の割に登場頻度がやたら高いようで、こうしたことにより彼らと同じような意見の研究者がそれなりの数いるかのごとく錯覚されてしまう。



 国立大学などでは、教授、助教授、講師といった縦割りの身分組織である講座制をとっているところが多いため、教授の一言がなければどうすることもできない。(p.95)


講座制にもいろいろな種類があるようだが、どの程度の割合の大学で講座制がとられているのかを知りたい。また、国立と公立、私立でどのように相違があるかということも。

本書で展開される研究者に対する批判の多くはデータや調査結果に基づくものではなく、筆者の個人的な経験や見聞に基づくものでしかないように思われ、自分自身の主張に対してもっと批判的であるべきではないかと指摘しておきたい。

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