FC2ブログ
アヴェスターにはこう書いている?
本を読んでいて気になったことなどを徒然なるままにメモしておくブログ。書評というより「読書メモ」。
プロフィール

ツァラトゥストラ

Author:ツァラトゥストラ
「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。日々読んでいる本から気になった箇所をピックアップして自由にコメントするブログ。

FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

周聖心・徐銘謙・陳朝政・黃詩芳・楊雨青 『千里步道,環島慢行 一生一定要走一段的土地之旅』

對我這個六年級生而言,已經錯過糖業占台灣外匯七成的輝煌時代;自日據時代在橋仔頭設立第一個新式糖廠,取代傳統的人力糖廍,1907年從夏威引進762釐米軌距輕便鐵道,11月開始正式於橋頭牽引運蔗列車,1909年五分車開始載客。戰後國民政府接收,到1950年代極盛時期,糖業鐵道遍及西部廣袤的平原,總長約有三千公里,為了戰備考量,將原本以糖廠為中心輻射至蔗田的線路,開始南北連接,建橋跨越溪流,成就從台中通到高雄的「南北平行預備線」。

就在1974我出生那年,原本鐵軌與汽車共用、跨越濁水溪的西螺大橋,拆除了鐵軌。時代從鐵路運輸轉變為公路為主,糖鐵也因為機械化採收,縮減原料線,在全球化浪潮下,1990年代各地糖廠快速關閉,時至今日,僅剩虎尾糖廠仍保有收蔗、製糖的完整動線。(p.150)



台湾の製糖業の歴史を概観し、虎尾糖廠が持つ歴史的意義をコンパクトに説明している箇所。

日本統治時代に新式の製糖工場が設立され、1907年には762センチ軌道の軽便鉄道が敷かれた。中華民国接収後の1950年代に最盛期を迎え、糖業鉄道は台湾西部の平野に遍く行き渡るようになったが、70年代には輸送手段が自動車(トラックなど)に移行していく中、糖業鉄道は衰退し、90年代にはグローバル化の下で台湾の製糖工場自体が急速に閉鎖されていった。今日まで往時の姿を留めている数少ない製糖工場のひとつが虎尾糖廠であるという。

日本本土では製糖業は盛んではなかったが、日本でも台湾の製糖業とほぼ同じような道程を辿った産業が、軽工業などを中心に、かなりあったのではないか。



探查全台環島路網的過程中,發現台灣不僅只是以濁水溪分南北,在很多縣市內部也有南北之分,而南北各有其行政中心,在發展資源的分配與地方政治上,南北論述往往引導著點狀的地域認同。當道路、橋樑等線狀交通運輸,跨越河流溝通兩地,綿延面狀開展的水圳串連了共同體的想像,而八卦山脈又是一個貫穿南北彰化的共同記憶。(p.171)


台湾の地理と相関する社会把握として、非常に参考になりそうだと思い、収穫だった箇所。私もまだ台湾の個別の都市の歴史や成り立ちについてそれほど深く調べていないので、台湾は島全体だけでなく、自治体レベルで見てもその内部で南北の相違があるところが多いという見解が本当に妥当するかどうかまでは分からないが、一つの仮説として念頭に置きながら様々なところを見ていくと漫然と見るよりも多くの収穫を得られそうに思う。

台湾は中央に高い山脈があり、そこから海に向かって川が流れるため、多くの川は東西に向って流れている。このため、島の西側の中部の都市に特に当てはまりそうに思う。



台北大湖自康熙年間形成到嘉慶14年淤塞,歷時約一百年。(p.206)


この台北大湖がかつて存在していたことを知ったのも本書の収穫のひとつだった。

本書によると1694年に台北盆地で康熙大地震が発生し、1か月ほど大小の余震が続いたため、台北盆地では土地の液状化が多くの箇所で起こり、深さ3~4メートル、面積30平方キロ以上の台北大湖ができたという。

日本の本の場合、どうしても台湾の歴史などを扱うにしても日本統治時代ばかりがクローズアップされがちである。清が統治していた時期の台湾についてはもう少し詳しく知っておく必要があるように思う。



由於台灣的交通規劃以縱向發展為主,長距大眾運輸多南北向地來往大城鎮;……(中略)……。

……(中略)……。島嶼東西向交通的不便,……(中略)……。(p.238)


南北方向を中心に交通が発展しており、東西方向の交通は不便というのは台湾を旅行するときに念頭に置いておくと良いように思う。また、台湾の交通の発展の歴史などを考える際にも基本的な図式として念頭に置いておくと便利だろう。


スポンサーサイト

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://zarathustra.blog55.fc2.com/tb.php/1060-91d75ed5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)